特殊信号発光機取替
2024/02/13
鹿児島県霧島市の隼人駅構内の見次踏切の特発(特殊信号発光機)の取替を施工しました。
特殊信号発光機とは、踏切内で脱輪やトリコ(しゃ断機が降りてしまい閉じ込められた状態)などの非常事態に、踏切警報機に取付られている非常押しボタンや踏切道付近に設備されている障害物検知装置で検知された場合に、走行してくる列車に対して赤色の点滅信号を表示し緊急停止させる信号設備になります。
今回の工事ではこの特発の見通しが見にくくなってきていたため、コンクリート柱の高さを1.6mから3.3mに変更し高くすることで、列車から確認しやすくするのが目的です。
踏切道での事故が起こらないことが第一ですが、もし緊急事態が起きたときは非常停止押しボタンでいち早く列車に対して知らせることが大事になります。
ちなみにいたずらで列車を停止させたら罰せられますので、いたずらは絶対にやめましょう。
見次踏切は踏切道が狭く交通量も多いため、運転手の方々は気を付けて横断をよろしくお願いいたします。